ゼロエネルギーへの取組 ZEBの普及拡大
ゼロエネルギーへの取組みZEBの普及拡大
ZEB PLANNER
ZEBとは
『ZEB(ゼブ)』とはnet Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略で、省エネや再生可能エネルギーを利用し、一次エネルギー消費量を限りなくゼロにするという考え方です。 日本のエネルギー消費量の3割以上を占める、オフィスを含む民生部門での省エネ強化が求められています。政府は、2030年までに新築全体でのZEB実現を目標にしています。

エスイーエム・ダイキンは、2025年度に当社が受注するコンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上とする受注目標を掲げ取り組んでいます。
エネルギー消費量が正味ゼロ︕
出典︓環境省「ZEB PORTAL」
なぜZEBは必要なの

地球温暖化対策やエネルギー需給の安定化のため、エネルギー消費量を減らすことが必要とされています。特に、業務部門(事務所ビル、商業施設などの建物)での最終エネルギー消費量は、2018年度のデータでは日本全体の約16.1%を占めており、1990年度の約12.6%と比較して増加しています。そのため、建物でのエネルギー消費量を大きく減らすことができるZEBの普及が求められています。

ZEBのメリット4点
  • 01
    光熱費の削減
    エネルギー消費量の削減に伴い、建物の運用に係る光熱費を削減することができる
  • 02
    快適性・生産性の向上
    自然エネルギーの適切な活用、個人の好みに配慮した空調や照明の制御などにより、省エネルギーを実現しつつ快適性・生産性を向上させることができる。
  • 03
    不動産価値の向上
    ZEBのような環境・エネルギーに配慮した建物は、他の一般的な建築物と比較して不動産としての価値の向上、街としての魅力の向上などにつなげることができる。
  • 04
    事業継続性の向上
    ZEBを実現することで、災害等の非常時において必要なエネルギー需要を削減することができ、さらに再生可能エネルギー等の活用により部分的にではあってもエネルギーの自立を図ることができる。

出典︓環境省ホームページ「ZEB PORTAL」をもとに作成

ZEBのランクは4種類

100%の一次エネルギー消費量の削減が難しい場合でも、ZEBシリーズとして実現を目指していくことができます。

セブ 『ZEB』
一次エネルギー
消費量削減率
100%以上
ZEB 省エネ率50%以上+創エネで100%以上削減

省エネ率50%以上+創エネで100%以上削減

ニアリー セブ Nearly ZEB
一次エネルギー
消費量削減率
75%以上
省エネ率50%以上+創エネで75%以上削減

省エネ率50%以上+創エネで75%以上削減

セブ レディ ZEB Ready
当社
おすすめ
既存建築物もZEB化が実施しやすい
一次エネルギー
消費量削減率
50%以上
省エネ率50%以上を実現

省エネ率50%以上を実現

セブ オリエンテッド ZEB Oriented
一次エネルギー
消費量削減率
40%以上
延床面積10,000㎡以上で、30%または40%の省エネ率を達成+未評価技術を導入

延床面積10,000㎡以上で、30%または40%の省エネ率を達成+未評価技術を導入

出典︓環境省ホームページ「ZEB PORTAL」をもとに作成

ZEBの普及拡大の取組み

当社は、新エネルギー、省エネルギー、畜エネルギーの観点から社会へ貢献することを第一に考え、『安全と信頼のブランド』で、お客様と地球環境にやさしい最適な環境システムをご提案いたします。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの観点からZEBの普及、拡大に取り組んでいきます。実施にあたり、空調部門、太陽光発電部門が一体となって、最適なZEBソリューション提案をおこないます。この取組みを当社取引先にも拡大し、各社のZEB化事業への取り組みをサポートすることによって更なるZEBの普及に取り組んでいきます。

ZEBで拡がる太陽光
  • ビルはゼロエネルギーへ
  • ZEB化するためには太陽光が必要︕
  • 2050年カーボンニュートラル宣言⇒
    再生可能エネルギーの普及 住宅は「ZEH」、ビルは『ZEB』
    新築への普及と既築改修
  • 建物でのエネルギー消費量を
    大きく減らすことができる ZEBの普及・拡大
  • ビルの屋上に
    小さな太陽光発電が増える
  • Nearly ZEB、ZEB Readyとくに
    ZEB Readyが今後一層増加していく
    ZEB Readyには創エネによるエネルギー削減は要件となっていませんが、実際には多くの事例で、太陽光発電による創エネが導入されています。
ZEBと太陽光発電の関係性
全国ZEB《434事例》(環境共創イニシアチブ) ZEBランクの割合

環境共創イニシアチブより集計(令和3年12月時点)

ZEB Readyの43%は太陽光発電の設置

ZEB Readyの43%は
太陽光発電の設置
「創エネなし」と「創エネあり」ではエネルギーの削減率の差は少ない場合が多いのですが、実際には多くの事例で創エネ(太陽光発電等)が導入されています。

創エネ採用の目的2つの側面
  • 経済面創エネ
  • 環境面再エネ
  • ZEBには太陽光
  • カーボンニュートラルへの貢献
当社関与ZEB事例
ダイキン工業福岡ビル様更新型ZEBの事例

EBプラン(設計・施工)ダイキンエアテクノ株式会社様
創エネ(太陽光20.8kW)施工 エスイーエム・ダイキン

空調、換気、照明を中心とした改修で50%以上の省エネを実現し、ZEB Readyを達成しました。
更に、太陽光発電の設置で67%の削減を達成しました。

所在地
福岡市博多区
建物種別
事務所
構造・階層
S造 地上4階
延床面積
2260㎡
ダイキン工業福岡ビル様更新型ZEBの事例
ダイキン工業福岡ビル様更新型ZEBの事例
空調と太陽光の連携
ACE会
ベストな製品と施工をお客様に提供するため、エアコンディショニングに携わるエスイーエム・ダイキンの関連会社、全国の空調機有力販売店様、施工代理店様が連携し、情報交換と技術向上を図る組織です。
新世紀PV会
太陽光発電の地域に根ざした販売・施工会社で構成する、エスイーエム・ダイキンを幹事会社とした全国規模の会員様組織です。

空調(省エネ)と太陽光(創エネ)の連携より、
ZEBビジネスの普及拡大を目指します

ACE会と新世界PV会
ZEBプランナー取得
当社は、2021年12月24日に環境共創イニシアチブ(SII)の
「ZEBプランナー」に登録されました。 『登録番号︓ZEB2021P-00046-C』

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